賃貸物件の傾きについて

この間、Yahooニュースを見ていたら、今テニス界で大活躍！
世界ランク5位の錦織圭選手が、ウィンブルドン選手権のために、会場の近くの一軒家を借りたという記事が載っていました。
これを読んで、ブログに書きたいなと思ったことがあります。
それは残念ながら、当社が直接的に地盤沈下修正工事を行うことで、皆様のお役に立てない内容なのですが、世の中的に大変多い事例で問題となっているお話。
「賃貸物件の傾きについて」です。

前々からお話している通り、当社の年間工事件数は約250棟ほどです。
つまり日本全国的にこれだけの件数の地盤沈下修正工事を行っているわけなので、賃貸物件だけが例外で地盤沈下している物件はゼロということはないのです。

家が傾いているかどうかって、内覧のときに気が付かないケースも多いのです。
でも実際住んでみると「あれっ？」となったり、体調がおかしくなったりして気が付くのです。

この時、仲介した不動産会社や大家さんと、状況面及び退去に伴う費用面などでもめるケースがすごく多いそうです。
正直、内覧をしているだけに、借主に不利な結果になることの方が一般的と聞きます。
重要事項説明などの内容によっても異なるようです。

内覧のとき、ついつい壁や床がきれいかどうか、使いやすい間取りか、日当たりはどうかなどに気が行きがちですが、どうぞ家の傾きもしっかりチェックされることをおすすめします。
また、最終的に大家と借主でもめないように貸す側、つまり大家さんも、しっかり傾きを調査し、必要であれば地盤沈下修正工事を行うことをおすすめいたします。