当社では、戸建を購入される方や、土地を購入して家を建てたい方から、傾きやすい地盤を見分ける方法はあるかというご質問をいただくことがあります。
まず、お話をさせていただきたいのは、どんなエリアを選んだとしても、周辺環境の変化、例えば近くにマンションを建設したとか、高速道路ができたなどで、地盤沈下してしまうことが重々起こり得ますし、ご自宅の建て方次第で、家が傾いてしまうこともあります。
つまり、どんなに地盤がしっかりとしている所を選んだとしても、「絶対に家が傾かない」ということはないということを、ご理解ください。
その上で、少しでも家が傾くリスクを低減できるという意味で、地盤の強い場所を選ぶ、傾いやすい地盤を見抜くことは大切でしょう。
とても簡単な見分け方があります。
それは地名です。
地名はもともと、そこがどんなところだったかを表しています。
なので、地名に「沼」「谷」「田」などが入っているところは、昔はそのような場所であったと考えられ、地盤が弱い可能性があります。
それ以外にも「川」「池」「沢」とつくところは、もともとその地に水があったと考えられ、場所によっては地盤が弱いところもあるでしょう。