今日は、あの東日本大震災のときに、液状化現象が起こり、大変なことになった茨城県の神栖エリアでのお話を書かせていただこうと思います。
アップハウスは神栖エリアの約100棟の一般住宅を、3年かけて地盤沈下修正工事させていただきました。
精一杯頑張ったつもりですが、ニュースによると、茨城県神栖市では、震災で1700棟余りの住宅に被害が出たとの事。
そう聞いてしまうと、そのうちの100棟か・・・と悔しい思いも募ります。
しかし、液状化がひどい状況でしたが、どのご自宅も再沈下なく、今も安心してお住まいいただいていますので、それだけでもお役に立てて良かったと思う今日この頃です。
その中でも、一番状況がひどいご自宅はなんと!180センチも地盤沈下してしまっていたのです。
液状化で、地盤の中に家が入ってしまったような状況です。 これには、私たちもびっくりしました。
しかし、お話を伺うと、なんと新築! 住んでまだ1ヶ月だとおっしゃるのです。
ご依頼主様が私たちにお話されたのは、「上げられないでしょうけど・・・上げられますか?」という台詞でした。
そう言われたら、プロ根性に火がつきました!
「上げてみせましょう!」とご依頼を請けたのです。
それにご依頼主様は、地震保険や自治体の補償などを合わせても700万円しか出ない状況だったのです。
これでは、新築を建て直すのは無理です。
この工事ですが、メディアも注目する工事となり、関東キー局が取材に殺到しました。
そして私たちは、その新築のマイホームの地盤沈下修正工事に成功したのです。
工事費用は450万円でした。