先日ブログで、他の業者さんに家の傾き工事を頼んで一時は傾きが直ったが、再沈下してしまい当社にお問い合わせをいただくお客様が多いというお話をさせていただきました。
当社としては、大変お困りのお客様の状況を考え、できる限り再沈下して傾いた家を修正工事して差し上げたいと考えてはいるのですが、実はどうしてもご協力できないケースがあるので、ここでお話させていただこうと思っています。
当社の家の傾き工事は、安定性の高いアンダーピニング工法で行っています。
しかし、家の傾き工事として存在するのは、この工法だけではありません。
ネーミングは、業者さんそれぞれで異なるかと思うのですが、支持杭を圧入する工法ではなく、基礎の下に樹脂を注入するという工法を取り入れている業者さんがいらっしゃいます。
実はこちらの工事を一度行ってしまいますと、再沈下したとしても、当社で工事を請け負うことができないのです。
といいますのも、この樹脂に特殊な異臭を放つという特性があり、とてもではありませんが、職人が作業を行うことができない状況になってしまっているのです。
もし当社で作業を行うとなると、その前に他の業者さんに依頼していただき、その注入した樹脂をきれいに取り除いていただかなければならないのですが、その取り除くための費用に数百万かかるといわれています。
そこでお願いがあります。
この樹脂を使った工法を選択される場合、その業者さんへ保証について確認していただきたいと思います。