震災で大きな打撃を受けてしまった気仙沼エリア。
まだまだ復興途中という状況です。
やはり住宅が圧倒的に足りないという事で、高台の良い地盤のところに、住宅を増やしていこうという計画が動いています。
まず最初に、少し高いところに住宅が20~30軒ほど建設されました。
そしてそこよりも更に高台に、土地を造成して大規模なマンションを建てはじめました。
すると、その最初に建築された一軒家の方が20~30軒一気に地盤沈下し、家が傾いたり沈んだりしてしまったと、当社にヘルプ要請が来ました。
まだ現地調査を行った段階で、実際の工事は行っていませんが、これは大変困った事態ということで、当社もできるだけ迅速に、正確かつしっかりとした家の傾き工事を行って、復興支援のお役に立ちたいと考えています。
実は地盤沈下の原因はこのように、近隣でマンションが建設されたというものも、よくある話なのです。
特に大規模のマンションだと危険度が高く、周辺の一戸建てにお住まいの方も、そのマンションを建設するデベロッパーも、その事実を理解し警戒をしなければならないのです。