沈下修正工事に関する「安かろう・悪かろう」について | 家の傾き修正工事の専門会社「アップハウス」

前回のこちらの通信で、「安かろう・悪かろう」というお話を褪せていただきました。
地盤沈下修正工事は、お客様にとってニッチな世界。
「相場額」というものも分からないと思いますし、金額も高額な工事だけに少しでも安い方が嬉しいと感じるお気持ちは分かります。
でもこの業界においても、「安かろう・悪かろう」は存在します。

たとえば実際にあったお客様の例をお話ししますと、適当な工事をされてしまい、家が再度傾き、建物にクラックが出てしまったり建具がガタついてしまったりという状況が出ました。
もちろんこれは手抜き工事によるものですから、このお客様は工事をしてもらった業者に連絡を取ります。

すると業者は「では近いうちに状況を確認しに行きますよ」と言うそうなのです。
でも待てど暮らせど、状況確認に来る連絡がこない。
そこで再度、お客様の方から連絡を入れます。
すると「忙しくてスミマセン！必ず見に行きます」といって、また連絡が途絶えるそうです。
何度も何度も同じやりとりが繰り返されたのち、最終的には業者の方から「当社では工事後の保証をするとはお話しておりませんので、どっちにしてもまた一から費用がかかりますがよろしいですか？」といって結局、状況確認に来ることすらなかったそうです。
そしてこのお客様は最後、当社に困り果てて相談のためにご連絡をいただいたという経緯でした。
手抜き工事を行った業者にも数百万のお金を支払っているお客様でしたから、当社としては本当に心が痛むお話でした。

地盤沈下修正工事はきちんとした工事をしないと、再沈下の危険性があります。 これが一番の「安かろう・悪かろう」だと思います。
まずは工事後の保証があるかどうか？これが一番大切な見極めどころかもしれません。
ちなみに当社はこのお仕事に従事させていただいて以来、5000件以上の沈下修正工事を行っておりますが、その中で再沈下してしまった物件は少々特殊な案件であった1件のみです。 創業から99・99パーセント再沈下ナシを自分たちの自信として、そしてお客様への安心感としてお伝えしてきました。

あともう一つ実際に合ったお話は、当社で450万円という見積額が出たお客様がおりました。
そのお客様は他の業者にも見積もりを依頼していたそうなのですが、その業者は300万円という見積金額を提示してきたそうです。
その差150万円！この通信を読んでくださっている方も当然300万円の業者を選ぶと思います。

でも私たちはこう思います。
しっかりとした地盤沈下修正工事を行うこと前提であれば、こんなに金額差が出ることはまず普通ありえない話。
そこでお客様にその業者の工法などをお聞きしたのですが、お客様は肝心なその辺のことは全然聞かされていないというのです。
杭をどこに何本打つと説明があったか？ともお聞きしましたが、そのような説明もなかったそうです。
保証についても、「特になにも言っていなかった」とおっしゃいます。

当社の常識から考えると、この状況は不安しか残りません。
お客様の大切なご自宅をなおす地盤沈下修正工事。
それなのにどんな工法でなおすのか、杭を使うのであれば、どこに何本どのように打つのかを説明するのは当然のこと。
でもそれが行われておらず、実際お客様も把握していない。
単純に金額だけが当社よりも150万円安いというだけ。
悪い業者に騙される一歩手前なのでは？とも感じました。
こちらのお客様には当社としての考えをきちんとお伝えし、しっかりと見極めていただけるよう、お話をさせていただきました。

安くて良いものも世の中にはたくさんあります。 100円均一ショップに行くと、100円でこの便利さ！という驚きの便利グッズも数多ございます。
でもやはり「安かろう・悪かろう」というものも存在するのです。
地盤沈下修正工事は高額ですから、その点においてはしっかりと注意して見極めていただきたいと思います。

ただニッチな業界ですので、見極めるといっても難しいと感じるお客様も多いでしょう。
そのような時はお気軽に当社へご連絡ください。
お見積もりは全国無料でおこなっておりますし、他業者の見積もりの詳細がよく分からないというようなことも、ご相談に応じさせていただければと思っております。
当社ではとにかく地盤沈下修正工事において、お客様に「安かろう・悪かろうで騙されないでほしい、不快な思いをしていただきたくない！その気持ちでいっぱいです。