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「既にあるものを直す」というのは、お金がかかるのです


前回のブログで、家を安く上げられないかという、お問い合わせの電話が多いというお話をさせていただきました。
これについてなぜ、このようなお問い合わせが多いのだろう?と思って、ある知人と話をしたのです。すると、知人はこのように言いました。「新築で家を建てることと比較すると、家の傾き工事を含め、リフォームにかかる費用というのは、既にあるものを直すという手間がかかって割高になるということを、一般の方は分かっていないからだよ」と。

確かに金額も比較すれば、例えば新築で家を建てるのに1800万円で建てたとしましょう。
その家が傾き、それを直すとなったとき300万円かかるとなると、新築で建てたときの金額の六分の一の金額がかかってしまうということになります。 それは漠然と、「高い」という印象につながるのでしょう。

当社の職人は、ご自宅の下にもぐって一生懸命、ものすごい重さの家を持ち上げる仕事をします。 お住まいのご依頼者様への負担は極めて少ないですが、実際の工事はとても重労働です。
日数もそれなりにかかります。
「既にあるものを直す」というのは、それだけ大変なことなのです。
つまり、それなりに費用がかかるのです。

それは家の傾き工事に限った話ではありません。
どんなリフォーム工事も、新築のときと比べれば、すべて割高なはずなのです。

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