1棟の平均費用は300万円
近年、地盤沈下による「家の傾き」への関心が高まっています。
家が傾いていると扉や窓が開けづらくなったり水はけが悪くなるだけでなく、体の平衡感覚が狂い、長期的な健康障害をも引き起こす場合があります。
しかし、いざ工事を考えても、値段を見て躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。
一般的には、家の傾き修正工事の相場は700万~1000万円といわれています。
アップハウスでは戸建の傾き修正工事が1棟平均300万円(運搬費などの追加費用は一切かかりません)で可能です。
同じ工事を他業者が行う場合の半額程で工事できる場合もございます。
家の部分上げにも対応(予算で悩まれている方もご相談下さい)
家の部分上げに関してはお客さまから多くの声を頂いております。アップハウスでは部分上げにも対応しております。
当社は明朗会計を心がけており、1本の杭の設置を18万円〜にて承っています。
予算の都合で1棟丸ごと傾き工事を行うにはためらいのある方でもお気軽にご相談ください。現地調査・見積りにて部分上げでも対応可能かも含めて調査させて頂きます。
家の部分上げこそ確実な技術と知識、そして現地調査にて正確な判断が求められます。もし間違った判断をしてしまったら費用をかけた上で、取り返しのつかない事になりかねません。これまで5,000棟以上の家の傾き工事を行ってきた実績から、正確な判断と確実な技術、そして安心の10年保証でお客さまをサポートする事をお約束します。
費用を抑えられる理由
個人住宅専用の設備があります
通常の工事業者はマンションやビルなど大型施設を対象としている場合がほとんどのためどうしても設備が大がかりになり、コストが上がってしまいます。
アップハウスでは個人住宅工事には専用の小規模設備で現場ごとに最適な工法を選びます。
また、トンネルの穴を小さく掘るなど、工事の質を落とすことなくコストを抑えることが可能です。
機材を自社で調達しています
年間施工数は日本トップクラスのため、沈下修正工事に必要な機材は全て自社工場で調達しています。通常の工事業者ではかかってしまう調達コストも、アップハウスではかかりません。
運搬費などの追加費用も一切ありません。
リピーターから多くのご依頼をいただいています
後に、最大の理由は当社の工事には営業コストがかかっていない点です。
アップハウスへの依頼の9割が長くお付き合いのあるハウスメーカーや大手不動産会社などのため、営業コストがほとんどかかっていないのです。そのため、通常の半額程度の費用で工事を提供することが可能となっています。
他者様との相見積り大歓迎!
アップハウスでは、出張見積もり、傾きの出張調査を無料で行っています。他社様との相見積りも大歓迎です。家の傾きでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ご安心ください!工事中もこれまでと変わらない生活ができます
これは時折頂くお問い合わせなのですが、「工事中は仮住まいを見つけて一時的に引っ越しをする必要はありますか?」という質問を頂く事があります。
当社からの返答は、「全くその必要はありません」ということです。
心配されるのもごもっともでして、一時的とは言えお金や手間が必要になって来る話です。その点、引っ越す必要がかかりませんので、当社の工事以外に必要な経費を準備しておく必要はございません。
工事の依頼主さまはこれまで通りと何1つ変わらない生活のまま、工事を進めて参ります。
一般的に家の傾き改修による費用はどれぐらい?家が傾く原因も解説します
自宅の床にビー玉などの丸い物を置いてみてください。すると、勝手に転がっていきませんか?もし勝手に丸い物が転がった場合は、家が傾いている証拠です。家が傾いているままだと様々な影響をもたらすので、早急に改修する必要性があるでしょう。
しかし、傾き改修にはどれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。傾き改修には様々な方法があるので、どのくらいの費用がかかるのか相場を調べる必要性があります。
それでは、家の傾き改修による費用はどれくらいなのか、家が傾く原因とともに解説します。
家が傾く原因とは
家が傾く原因は多くあります。人為的なものから自然現象として発生するケースなど、原因は様々なのでどんなことが原因で家が傾くのか知ることが大切です。それでは、家が傾く原因についてご説明しましょう。
白アリによる被害
最初に挙げる原因は白アリによる被害です。白アリは木材を食べる非常に厄介な生き物であり、家に白アリが発生すると住宅の重要な構造部である柱や梁などを食べてしまいます。これにより、柱や梁が住宅の重みに耐えられなくなって家が傾いてしまうのです。
地盤沈下
地盤沈下は地震や年数経過によって起こる自然現象のようなもので、地盤沈下を起こすと基礎部分が沈んで家が傾いてしまいます。これは最初にしっかりと基礎を作っていても起こり得るものであり、年数経過や大きな地震が起こったら地盤沈下が起きていないか調べる必要性があります。
知らない間に地盤沈下が起きていることもあるので、定期的に地盤の状態をチェックすることが大切です。
施工不良
傾かない家は本来基礎部分がしっかりと施工されており、柱と梁が長期的に重みに耐えられるように強度が高い部品を使っています。しかし、基礎部分がいい加減に施工され、強度が不十分な部品を使っている場合だと、数年で重みに耐えられなくなるので家が傾きます。
他にも施工不良による家の傾きは減少しつつも完全に無くなってはいないので、住宅を建てる際には十分な強度が確保されているのか、基礎部分はしっかりしているのかチェックする必要性があるでしょう。
家の傾きを改修する方法とは?費用はどれくらいかかる?
もしも自宅が傾いていることが判明した場合、傾き改修を行う必要性があります。傾き改修には様々な方法があり、それぞれ改修期間や費用が違います。どの方法で傾き改修を行うかは自宅の地盤などによって左右されるので、費用を安く抑えたいと思っていても高くなってしまう可能性があるでしょう。それでは、家の傾き改修の方法とそれぞれの費用相場についてご説明しましょう。
ジャッキアップ工法
最も安価で家の傾き改修を行う方法として挙げられるのが、ジャッキアップ工法です。ジャッキアップ工法とは家の下に油圧ジャッキを設置し、家を持ち上げて傾きを直す方法です。
この方法はプッシュアップ工法とも呼ばれており、油圧ジャッキによって家を持ち上げた際に発生した隙間に無収縮モルタルや鋼板で隙間を埋めて固定し、ジャッキを撤去して改修完了という流れになっています。
ジャッキアップ工法の費用相場は、200万円~300万円となります。これは土台からジャッキアップして固定するだけの簡単な作業なので、費用相場も安価なのが特徴です。施工期間もおよそ2週間~3週間と短く、早めに家の傾きが直せるでしょう。
しかし、ジャッキアップ工法は建物自体の傾きは直せるものの、地盤沈下が原因の傾きに対しては短期的な解決にしかならないという欠点があります。一旦は解決できますが、再び家が傾く可能性が高いので、先に地盤沈下を直す必要性があります。
薬液注入工法
薬液注入工法とは、主に家の下に様々な薬液を注入して傾きを改修する方法です。主に使われている薬液には、ウレタン樹脂やセメント系液剤があります。ウレタン樹脂を注入して改修する方法を『硬質ウレタン注入工法』、セメント系液剤を注入する工法は『グラウト注入工法』と呼ばれます。
どちらの工法も基礎や建物を一旦解体して施工を行う必要性がないのが大きなメリットです。解体してから施工する場合だと施工期間が長くなり、費用もその分高くなります。しかし、これらの工法であれば短い期間で傾きが直せます。
硬質ウレタン注入工法の場合、発泡して圧力を生み出す特性を利用し、基礎の下にウレタン樹脂を注入するだけの簡単な作業です。施工期間は約1週間程度と非常に短いですが、最大で5cm程度しか傾きを直せないのが欠点です。
グラウト注入工法の場合、硬質ウレタン注入工法と同じように基礎の下にセメント系液剤を注入して傾きを直します。硬質ウレタン注入工法と異なっているところは、圧力だけでなく注入量によって傾きが直せるという点です。
こちらも施工期間は約1週間程度と短いものの、ウレタン樹脂と違って耐久性に優れているので長持ちするでしょう。しかし、地盤沈下などが起きた場合は2種類の工法が行われていても再び家が傾く可能性が高いといえます。
さらに硬質ウレタン注入工法はウレタン樹脂を注入する特性から、白アリ被害にも弱いのが欠点です。
2種類の工法の費用相場は、およそ300万円~600万円となります。施工範囲によっては費用が安くなる場合があります。
アンダーピニング工法
アンダーピニング工法とは家の基礎の下を掘り進み、ジャッキの圧力を利用して地盤に鋼鉄製の杭を打ち込んで建物を支えつつ傾きを改修する方法です。
上述した工法とは違い、この方法は地面の下にある頑丈な層にまで杭を打ち込んで建物を支えるので、家の傾きの改修力に優れています。それだけでなく、地盤沈下などによる沈下に対しても非常に耐久性に優れており、地震に強いといったメリットがあります。
ジャッキアップ工法に鋼鉄製の杭打ちが加わった非常に強力な改修方法であり、高い耐久性と短期間で傾かないようにしたい場合におすすめです。しかし、この方法は地面を掘り進んで杭打ちを行う大掛かりな工事を行うため、約1ヶ月以上の施工期間を必要とするのが欠点であるといえます。
さらに、施工の際には建物の重量も利用するので、一部を解体しなければなりません。このことから、アンダーピニング工法の費用相場は600万円~1000万円となります。確かに改修力は高いですが、コストも高いのでよく検討する必要があります。
傾き改修を依頼する時の注意点
傾き改修を依頼する時は一社だけに見積もりを依頼するのではなく、複数の業者に同じ工事内容で見積もりを依頼しましょう。一社だけに見積もりを依頼しても、それが本当に正しい相場なのか判断できません。
複数の業者に見積もりを依頼することによって、行う予定の工事費用の相場が分かります。
今の家に長く住むことを考えているなら、将来を見据えた改修方法の選択が必要です。工事費用は高ければいい、安ければいいというものではないので、それだけの費用をかけてまで改修する必要性があるかどうかもじっくり考えることが大切です。
まとめ
家の傾きをそのままにしておくと、人体にも様々な影響を及ぼすので早急に改修する必要性があります。改修方法は複数ありますが、費用は安いけれど再び傾く可能性がある方法や、費用は高いけれど長期的に傾きが防げる方法など、様々な選択肢があります。
家の傾きを改修するのは重要ではありますが、費用対効果に見合っているのか判断することも大切です。家の傾きを機に引越すのか、現在の家に長く住むつもりなのでコストがかかっても長持ちする方法を選ぶのか、ご家族などとも相談して決めるべきでしょう。